- 枝毛におすすめのマスクはある?
- 枝毛にはマスクは使うべき?
こういった疑問にお答えしていきます。
枝毛の髪質におすすめのヘアマスクランキングまとめ
摩擦、紫外線、カラーやパーマで傷んだ髪の毛を補修してくれる「ヘアパック・ヘアマスク」
これらは自宅で使えるホームケアアイテムです。
サロンシャンプーと組み合わせて使うことで真価を発揮します。
ヘアパックやマスクってどんなもの使えばいい?
と、よく質問されます。
そこで、専門家としてさまざまなヘアケアアイテムを使ってきた経験を活かして、美容室専売のヘアパック・マスクの中から枝毛に効果のある順に厳選してみました。
当記事では、美容師が選ぶ枝毛におすすめのヘアパック・ヘアマスクを紹介していきます。丁寧に作り込んだので、髪をキレイにしていきたい人には参考になるはずです。
目次
ヘアマスク」とは?

きし
まずは、ヘアマスクについて分かりやすくお話していきます。
シャンプー&コンディショナーに相次いで重要になるのが「ヘアマスク」です。

廣瀬
ヘアマスク・ヘアパック・ヘアトリートメントについては、それほど大きな違いはなく、目的が同じアイテムです。
- ヘアパックは補修効果・栄養補給がある
- ヘアマスクは補修効果・潤い効果がある
- ヘアトリートメントは補修効果・栄養効果・潤い効果・栄養補給がある
つまり、3つとも名称こそ違いますが、ダメージ補修・栄養補給・保護などを目的にしたスペシャルケア用のアイテムのことです。
シャンプーなどのように、ノンシリコンやオーガニック・ボタニカルなどはなくて、基本的にはシリコンのしっとりタイプのみです。
ヘアマスクの目的

きし
へアマスクの目的が、髪のダメージホールとなる空白に補修成分(ケラチン・ビタミン)をいれて、髪をキレイにするためです。
イメージ図

髪質によっては、補修成分の密度が高いため毎日するとベタついたりもするので、注意が必要になります。
ヘアマスクの必要性

きし
へアマスクの必要性についてもお話します。
ヘアマスクはすぐにでも使うことをおすすめすアイテムです。

廣瀬
ヘアマスクの必要性は「髪がキレイになる」ということです。
シンプルに考えてみたら、トリートメントを髪につけているので髪に悪いということはなく、良いことしかありません。
さらに、「ダメージヘアが気になるからマスクを使いたい…」というご相談を受けたことがありますが、実はダメージヘアではすでに手遅れです。一番の必要性なのが
”髪をダメージから守る”
ということにあります。
ここではさまざまな視点からをヘアマスクのメリット・デメリットを話します。髪には色々な外的要因から守る必要性というものがあります。
- 紫外線のダメージ
- 熱のダメージ
- 摩擦のダメージ
- カラーのダメージ
- パーマのダメージ
これらの外的要因から髪を守る必要があります。
マスクによって、髪のまとまりがつくのはそのダメージホールを防いでくれる役割もあるからなのです。
日本人の髪の毛はダメージを受けやすい

これは欧米人との比較しているグラフです。日本人は欧米人に比べ、コレステロール値が半分以下にまでなっています。
これらは髪を守ってくれる数値と言ってもよいものです。
そのためヘアマスクは女性にとって必需品といってもいいアイテムなのです。
枝毛には「ヘアマスク」が必須

きし
細毛や枝毛には正しい知識が必要になります。
ちょっとした工夫で変わることばかりです、失敗しやすいので注意をしましょう!

廣瀬
基本的に、枝毛は4種類に分けられています。

- スタンダードな枝毛で髪が折れている状態
- 最も分かりやすくて、髪が細かめに枝分かれしている状態
- 髪が半分にぱっくりと枝分かれしている状態
- 髪が割れたり枝分かれしている特殊な状態
これらの枝毛になる原因には、いくつかあります。
①②が非常に多い枝毛の種類で、③は髪が太めでしっかりしている人に多いです。④の枝毛の症状が枝毛の症状が複数重なってでるので、一番状態が悪い枝毛になります。
髪質やダメージによって「枝毛の種類」がある

きし
これらの枝毛は、髪質やダメージ度合いによって枝毛の種類が分かれます。
とくに細毛の人はダメージを受けやすく、髪が枝分かれしてしまいやすいので、枝毛になりやすいです。
例えば、細毛がダメージを追うことで①のような折れてしまいます。太毛がダメージを追うことで③のような枝分かれの枝毛になります。
このように髪質やダメージの仕方によって、さまざまな枝毛ケースがあるといえるでしょう。
枝毛の原因は「ダメージ」

きし
これらの枝毛は、髪質やダメージ度合いによって枝毛の種類が分かれます。
枝毛になってしまう原因には、髪への負担である「ダメージ」がほとんどになります。
そして、枝毛の原因はダメージによるものですが、そんなダメージにもいくつかの種類があります。
そして、枝毛が増えることによって、髪の形も変形しヘアスタイルとしてのまとまり自体が悪くなります。
これらのさまざまな「ダメージ」によって「枝毛」になってしまうということです。ダメージをケアをするヘアマスクは、まさに必須と言うべきアイテムです。
おすすめの枝毛用ヘアマスク

きし
それでは、美容師がおすすめするくせ毛ヘアマスクを紹介します。
自分の髪質に合ったものが見つかるサポートになれば嬉しいです。

廣瀬
髪質と10人いれば10通りの髪質があるように、ある程度髪質にあわせたトリートメントの種類というものがあります。
もちろん、髪質に合ったものを使うことでより効果的に髪をキレイにすることが目的になっていますが、用途を間違えるとこちらも逆効果になることがあります。
ダメージの状態でトリートメントを選ばないようにするのがコツです。
「髪のダメージが気になるから、できるだけしっとりタイプに…」
という風にダメージ度合いで選ぶのではなくて、髪質で選ぶように注意しましょう。
- 細毛→サラサラタイプ
- 太毛→しっとりタイプ
- ダメージ毛→しっとりタイプ
- 髪がベタベタしたり、乾きにくくなります。
自分の髪質に対しての悩みで選びましょう。
ロングでくせ毛の私がモデルとなって採点しています。ご参考になればと思います。

廣瀬
1位「Aujua(オージュア)」
オージュアのスペシャルケアでは、
- ダメージ用
- くせ毛用
- エイジングケア用
の3種から選ぶことができるので、とても使いやすいのでおすすめです。 さらに保湿力も高いけど、ベタつきもあまりないので、髪が細い人から太い人まで使うことができる万能なヘアケアです。
2位「DEMI(デミ)」
全10種類からなる、悩みに特化したシリーズで、とくにスキャルプケアやエイジングケアに特化しているので、悩みを持っている人にはおすすめのシャンプーです。 高い保湿力と、たっぷりのミネラルで、濃密でしっかりとした手触りにしくれます。ヘアカラー用「CMC」とパーマ用「CX」に分かれているので、それぞれを長持ちさせながら、ケアすることができます。
3位「シュワルツコフ」
オイルを通常の1/1000以下の細かい粒にしているこのシャンプーは髪への浸透力が高いです。さらにシャンプーでは洗浄力を損なうことなく、うるおいを与えて洗い上げることができます。 エイジングによって脂質のバランスの悪くなった髪深部へ浸透し徹底にケア。
髪の表面にあるキューティクルも整え、うるおいを閉じ込めます 実際に、取扱のしている美容室も多いのがこのシュワルツコフです。それぞれのスペシャルケアをご紹介していきます。
4位「Lebel(ルベル)」
ルベルは、ヘアケアやスキャルプケア、エイジングケアなど悩み別にシャンプーがあります。 このトリートメントは、たくさんの人の髪をキレイにすることができます。価格やスペックのバランスがとれたシリーズです。 髪にたっぷりの美容液(セラム)の効果で、くせ毛の水分バランスを整えてキレイにまとめてくれます。
ヘアマスクの使い方

きし
へアマスクの使い方についてもお話していきます。
これから使う人はぜひ参考にしてくださいね。

廣瀬
ヘアマスクは基本的には、シャンプーの後に使います。
- 根本の髪から毛先までしっかりと水分をきる
- 毛先から「揉み込み」ながらつける
- 手ぐしですべらしていく
- コームで髪をキレイにする
- 時間をおくor流す
①まずすべきなのは根本から毛先までしっかりと水分をしぼって、水気をきります。水分が残っているとマスクが水分と一緒に流れてしまいます。
②毛先から揉み込みながらマスクをつけます。ギュッギュッと握るようにして髪の中に水分を入れ込みます。
③揉み込みの後は、髪の中間から毛先まで手ぐしですべらしてキレイにします。ダメージが気になる場合は、②と③を繰り返します。
④その後にコームで髪をキレイに整えます。
⑤時間をおく、もしくは流しておわりです。
ヘアマスクのタイミングは「シャンプーの後」

きし
へアマスクのタイミングは、シャンプーの後です。髪を洗髪すると素の状態である「素髪」になります。
その素髪状態がベストなタイミングです。
コンディショナーやリンスのつけた後につけるの?
というのもよくありますが、使用する前にヘアマスクをつけましょう。
ダメージホールに水分を入れ込むのが、コンディショナー(リンス)とヘアマスクの目的です。
コンディショナーやリンスに比べて、補修力が何倍も高いのがヘアマスクですが、コンディショナーなどを先に髪に入れ込んでしまうと、髪がパンクしてしまいます。要はコップから水が溢れてしまう現象です。
つまり、ヘアマスクのタイミングはシャンプーの後の「素髪」にした後です。
「5〜10分」時間おくのが最適

きし
そのまま流しても効果はありますが、時間をおくことがヘアマスクの最適になります。
およそ、5〜10分ほどおくことで、髪に補修成分が浸透するので髪がやわらかくなってくる
- 温かいホットタオルでターバン
- 湯船に浸かって蒸気でスチーム
忙しい方は、上手く時間を管理して休日の日にしましょう。
ヘアマスクの頻度は髪の状態によって変える
- カラー・パーマを1〜2回は週に2回
- カラー・パーマを2回以上は週に2〜3回
- ブリーチ毛は各日に一度
みたいな感じが最適だと考えています。
あまり頻度が高すぎると、上記でお話したように髪から水分が溢れてしまうだけなので、やりすぎには注意しましょう。髪質によってはベタつく可能性もあります。
あとがき

きし
美容師が紹介するくせ毛用のヘアパック・ヘアマスクはいかがでしたか?
髪をキレイにするためには、おすすめのアイテムです。

廣瀬
ヘアパック・ヘアマスクは、とても便利なアイテムです。
くせ毛はとくに水分のバランスによって、うねりや広がりが生じます。さらにダメージによってダメージホールが生まれるとさらに悪化します。そんな時にヘアマスクは効果的にキレイにしてくれます。
サロンケアをする時間や、美容室に行くことができない。そんな人にはおすすめのアイテムです。
お出かけ前や、ストレス発散にサクッと髪をキレイにすることができます。さらに、サロンシャンプーと組み合わせることで、髪のキレイにつながります。